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スプリンタートレノ(AE86)特集 |
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アーシングとは何か |
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自動車には、電装系統(ステレオ、ナビ、ライト、ダイナモ(自動車用発電機)、など)が多く搭載されている。 電装系統のマイナス極はボデー全体であるので、酸化や汚れ等で電気が流れにくくなった場合、電装系統の各部品が設計通りの性能を発揮しなくなる場合がある。 そのため、マイナス極の電気を流れやすくすることで、各部に必要十分な電力を供給し、ヘッドライトの照度や燃費性能を改善する等の効果を得る方法である。 具体的には、バッテリーのマイナス極とボデー部分を抵抗値の少ないケーブル(太い電線)で直接結線することにより、本来の性能が引き出せるようにすることである。 しかし、高温にさらされるエンジンルーム内に耐熱性、耐燃性のない普通の電線を使うと危険を招くこともある。 しかし、正しい材料と正しい施工方法を用いて慎重に設置すれば、時間はかかるが素人でも安全にアーシングできる。 また、スプリンタートレノ(AE86)のような古い車にアーシングを行うことは、燃費性能の向上、エンジンレスポンスの改善、バッテリーの寿命を延ばすことに役立つ。 |
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アーシング作業前の注意点 |
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アーシングの作業方法は大きく分けて2つあります。 1つ目は、当たり前の方法ですがお店に依頼する方法です。これなら、プロが施工してくれるので安心して任せられますが工賃(工事費)が必要です。 お店に依頼する場合、オートバックスなどの自動車部品を販売しているところに依頼するのが一般的です。 自動車の修理工場やディーラーに依頼すると、工賃が高めであったり、施工してもらえないことがありますので注意しましょう。 もう一つは、自分で作業する方法です。 これは、工賃(工事費)がかかりませんが、自分で行うので、全て自己責任になります。 とはいっても、比較的簡単に取り付け作業を行うことができますので、アーシングキットに付属している説明書などを使用すれば自分で取り付けることが可能です。 自分で作業する際に気をつけることを、管理人の経験から箇条書きにしておきます。 ・バッテリーは取り外しておく。 ![]() 作業はマイナス端子だけ取り外せばできます。 しかし、マイナス端子にドライバーやスパナなどの工具が接触し、それがボディに接触すると、火花が出てヤケドや最悪の場合、火災につながりますのでバッテリーは取り外してから作業することをお勧めします。 ・電装系が全て停止するので、時計などを設定し直す必要がある。 電源が全て停止しますので、時計などの再設定、ステレオの再設定が必要になります。 最近のステレオは、電池が内臓されていて、再設定しなくても良いものが多いですが、スプリンタートレノ(AE86)に初めから付いているデジタル時計は設定しなおす必要があります。 ・ボディアースをした箇所のボルト、マイナス端子、アーシング端子の緩みを再チェックする。 これは、緩んでいるとアーシングの効果が半減するだけでなく、アーシングケーブル自体が脱落する可能性がありますので十分行ってください。 ・ボンネットを閉める際に回りに工具の置忘れがないかチェックする。 工具などを置き忘れ、ボンネットがしまらないということや、ボンネットがしまってもエンジンルームに工具を置き忘れたりすることがありますので、最後に工具の置忘れが無いがチェックしてください。 以上の点に注意しながら、繰り返しますが、自己責任で安全に作業を行ってください。 |
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アーシング作業に必要なもの |
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アーシングキット![]() これは、アーシングケーブル・端子などのアーシング作業するための部品がセットになっているものです。 初めてアーシング作業を行う際にはこちらを購入し、足りない場合にケーブル・端子を買い足すという方法が良いでしょう。 工具 工具は、スパナ、ドライバー、ペンチなどの必要最低限のものを用意しておき、足りない場合に買い足す方がよいでしょう。 |
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アーシング作業方法の紹介 |
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ここでは、アーシングの作業方法を掲載しているホームページを紹介します。
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最後に |
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スプリンタートレノ(AE86)におけるアーシングとは、バッテリーの寿命だけではなく、 エンジンの効率化、ステレオの音質アップ、燃費性能の向上効果が期待できます。 ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。 |